2050 STANDARD LIFE

2025.10.27

快適性とデザイン性を両立した高性能ZEH住宅-SANKEN ARCHITECTS-

快適性とデザイン性を両立した高性能ZEH住宅-SANKEN ARCHITECTS-

農振除外から始まった家づくり

奥様の実家の畑に住まいを建てたいと、農振除外の手続きを進めていたTさん。しかし、なかなか思うように進まず、その間に三建のモデルハウスを訪れたことが、同社との出会いとなりました。三建のサポートにより、約1年かけて手続きは無事完了しました。

「人と違う家」を叶えるプラン

Tさんご夫婦が抱いていた理想は、「人と違う家を建てたい」というもの。三建が提案したのは、ダイニングキッチンとリビングを廊下でつなぐ、扉のない開放的なプラン。ピアノが置かれた廊下が空間をつなぎ、大空間の魅力を引き立てます。

高性能が生む快適さ

この大空間を快適に保つため、外断熱材「ネオマフォーム」で家全体を包み込む完全外断熱工法を採用。さらに、第1種全熱交換型換気システムにより、夏も冬も外気温の影響を抑えています。その結果、大開口や吹き抜けを採用しながらも、各フロア1台のエアコンで十分対応できる快適さを実現しました。

エネルギーも自給自足に近く

T邸は、太陽光発電システム(9.23kW)とエネファームによるダブル発電。高騰する電気代も、ほぼ自家発電でまかなえています。ご夫婦は「デザイン重視で希望を伝えましたが、高性能な建築技術で暮らしやすい住まいになり、大満足です」と語ります。

デザインのこだわり

ご夫婦が最も重視したのは「落ち着けるリビング」。その要望に応えたのが、リビング階段の途中に設けられた畳コーナーです。コンパクトながらもリビングに自然に溶け込み、今では奥様のお気に入りの場所となっています。

また、玄関から洗面やLDK、水回りへと直結できる便利な動線や、キッチンからの回遊性など、日々の暮らしを快適にする工夫が随所に盛り込まれています。

性能へのこだわり

リビングのドアなどの建具を最小限にしながらも快適に過ごせるのは、屋根・壁・基礎をすっぽりと覆う外断熱のおかげ。魔法瓶のように家全体を包み込み、季節を問わず安定した温度を保ちます。さらに、全熱交換型第一種換気システムを採用し、常にきれいな空気環境を実現しました。

ご夫婦の声

「圧迫感が苦手なので、LDKの大開口や幅広の廊下、オープンなセカンドリビング、すりガラス窓の採用で、面積以上に広く感じられるよう工夫しました」とご主人。

Builder’s Voice

間取りの自由度を叶えるには、ZEHレベルの性能は欠かせません」と断言。三建の「ハード」と「ソフト」を両立する家づくりの姿勢が感じられる住宅です。

-SANKEN ARCHITECTS 山岡 拓未-

住宅データ

延床面積:120.89㎡(36.57坪)

1階:80.32㎡ 2階:40.57㎡

竣工:2022年9月

UA値:0.46 C値:0.3

断熱:ネオマフォーム(完全外断熱工法)

窓サッシ:LIXIL サーモスⅩ

換気:第1種全熱交換型換気システム(Panasonic)